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【ユーザーインタビュー】OOE POP UP SHOP 〜あざやかに着る春夏の服〜
「グーペホームページ大賞2017」で大賞とクリエイター賞をW受賞された「ooe」さんのPOP UP SHOPが開催されるとのことで、グーペスタッフでおじゃましてきました。
「ooe」さんは、北海道のアトリエで洋服を作られているお母さま と、生地選びやディレクションをこなす娘さま のお二人で 手作りした洋服の展示・販売を行われています。
もっとくわしく知りたい方は、次のページの動画インタビューもあわせてご覧ください。
▶︎【グーペホームページ大賞】受賞者インタビュー「大賞」ooeさま
ところで「POP UP SHOP」とは?
お役立ち記事をご覧の層では、聞きなれない方も多いと思われる POP UP SHOP(ポップアップショップ)。POP UP STORE(ポップアップストア)とも言われ、期間限定で出店されるお店のことを言います。
つまり、「ooe」さんのPOP UP SHOPは期間限定。
通年で置かれている洋服もあるそうですが、たくさんの数が一度に見られるのは、このPOP UP SHOPになります。
この機会に「一点もの」の作品を見に行ってみてはいかがでしょうか。
〜あざやかに着る春夏の服 2019 OOE POP UP SHOP〜
・期間:〜2019年3月10日(日)まで 【終了】
・時間:12:00〜19:00
・場所:RECTOHALL(レクトホール)
東京都渋谷区恵比寿南2-15-6 greenhills GF
・お母さま、娘さまの在店は土日
わくわくした気持ちで恵比寿へ
うかがったのは、恵比寿にある「RECTOHALL」。
インタビュー以来 となる娘さまと、北海道のアトリエで洋服を作られているお母さまが迎えてくれました。
— 「ooe」さんのPOP UP SHOPは、毎年開催されていますよね? 毎年楽しみにしてる人も多いのでは。
娘さま そうですね。そこに向けて服を作っているので、そう言ってくれる人も多いんです。
お母さま POP UPに来て、直接言ってくれる方もいて、それがほんとうにうれしくて。
— 遠方からいらっしゃる方もいるんですか?
お母さま 遠方からもそうですし、出張で東京に来れたからと立ち寄ってくれた方もいましたね。東京でお客さまに会えるのがうれしいです。
娘さま ホームページやSNSをきっかけに、遠方の方からお問い合わせいただくこともありますね。
ooeの春夏 2019
店内にはたくさんの洋服が並んでいますが、すでに20着以上売れているとのこと。
一点ものなので、売れた洋服は見ることはできません。
— 今期のデザインで、これまでの「ooe」のイメージと違う部分はどこですか。
娘さま 今期は”色”に挑戦しました。これまで鮮やかな色はつくっていなかったんですけど、レモンイエローや明るい白といった強い色の生地を選んでいます。
お母さま 赤いチェックのシャツもあったんですけど、完売しました。パンツのポケットや腰部分に差し色になる裏地をつけたり、メンズとレディースでボタンの糸の色を変えたりもしています。
娘さま わたしがデザインして母に見せることもあるんですけど、今期は、母がデザインした服も多いですね。
お母さま 基本は娘をイメージしてデザインするんですけど、実際に買ってくれた人をイメージしてデザインをすることもあるんです。「これどう思う?」って娘に意見を聞きながらですね。
— POP UPのお知らせハガキに載っていた服はありますか。
お母さま レモンイエローのスカートね。完売したんです。すごくかわいいデザインだったんですよ。
娘さま 一点ものの商品が多いので、完売するとお見せできないんですよね。
— なんと残念…。ハガキにこの服を載せようというのは、おふたりで決めたんですか。
お母さま 娘ですね。どの服を載せるかもハガキのデザインも。販売するお店のイメージとかもあるようなので、そういう部分は娘にまかせています。
お母さまと娘さまの関係
お話をうかがえばうかがうほど、仲が良く、互いに信頼し合っているのが伝わってきます。
— ケンカになることはないんですか?
お母さま 親子なんですけど友達みたいな関係で、ケンカすることもあまりないですね。周りからも仲がいいって言われるんです。
娘さま 仕事を通じての関係もあるんですけど、母と娘の関係は変わらない感じですね。常に「楽しめるように」というのは意識しています。
— デザインの意見は、どういうふうにやりとりしてるんですか。
娘さま 普段から情報共有をしています。気に入ったお店を見つけたら、母が上京した時に連れていったり、互いに読んでいる雑誌を見せ合ったり。
お母さま 生地やボタンは北海道でも買うんですけど、東京に来た時は娘と一緒に買いに行くこともありますね。
— ほんとうに仲がいいですね。今日着ている服もおそろいのイメージで。
お母さま 基本、娘をイメージしてデザインしていているので、着せると似合うんですよね。わたしも着たかったり、親子でおそろいにしたいなあと思ったら作ればいいという感覚なんです。
ooeの今後
— 今後やりたいことは、ありますか。
娘さま どの服も一点ものなので、写真を撮って残していきたいという気持ちがあります。お客さまから見たいという声もいただくし、いままで販売した服の写真が残っていないんですよね。
お母さま メンズ1着とレディース1着を作るのでたいへんなので、同じデザインを量産するより、新しいデザインを作り続けていきたいです。
あたたかな気持ちで家路へ
いかがでしたか。お母さま、娘さまのやわらかな雰囲気にすっかり長居してしまいました。
場所となる RECTOHALL は、試着ができるスペースもあり、ゆっくり見られます。
今回のPOP UP SHOP終了後も、いくつかピックアップした服が通年を通して販売されるそう。
そのほか RECTOHALLでは、アンティークの家具やハンドメイドの靴、器など多数のブランドも紹介されています。
期間中に都合がつかないという方も、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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